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ラーリー・ニコルソン中将による記者会見でのコメントです。 9月22日午後2時5分ごろ、嘉手納基地から飛び立ったAV-8Bハリアーが沖縄本島から115海里(約210km)離れた海域で訓練中、事故に遭遇しました。 搭乗していたパイロットは無事脱出し、軽傷を負いましたが治療を受け、すでに職場復帰しています。 事故直後、私はただちに調査を指示し、訓練を中止させました。 私はハリアーが安全に飛行できると確信できるまで、沖縄での飛行を自粛させました。 事故以来、最大限の安全を確認するため、搭乗員や整備士らは運行基準、安全飛行基準、技術の調査など真摯に取り組んできました。 そして今回、日本に駐留する海兵隊のすべてのAV-8Bハリアーの徹底検査を行い、事故の初期調査を終了しました。 現時点での事故調査に関する初期報告においては、航空機のシステム、搭乗員や整備に関連する原因は見つかりませんでした。 さらに事故以降も、海兵隊所属のハリアーは世界中で安全に運用されており、その信頼性を実証しています。 徹底的な調査を通じて、海兵隊の搭乗員、整備士、そしてメンテナンスの各部門は、飛行運用を再開する準備が整ったことを確信しました。
日本での海兵隊のハリアーは、日米両国の協定に基づく相互協力および安全保障条約を支持する通常の運行を再開します。 地域の安全は我々の最優先事項です。 飛行を行うに当たっての事前検査や搭乗員検査、さらに飛行後の検査などを毎回徹底するものです。 一方で、現在、実施中の調査については、お話することができませんが、安全性に自信を持っており、通常飛行訓練に戻ることについて、ハワイやワシントンの海兵隊幹部も同意しております。 なお事故原因につきましては、現在も調査中です。 |
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