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ここは名護市辺野古にあるキャンプ・シュワブで、隊員たちが同じ区内にある青年会を、ソフトボールの試合とバーベキューに招待しました。 辺野古区とキャンプ・シュワブは、50年以上もの長い親交の歴史があり、互いにスポーツやバーベキューなどに招待したり、招待されたりする仲です。 朝8時過ぎに隊員たちがグランドに姿を見せ始め、テントを張ったり、白線を引いたり、バーベキューの支度を始めたりしています。 隊員たちの中には長い間のブランクを埋めるためのキャッチボールを始めるプレーヤーもいます。 独身隊員会のスタッフが隊員たちに朝ごはんを振舞うため、ベーコンやソーセージを焼き上げています。 朝食を食べながらひとりの伍長は、「6ヶ月間の訓練で沖縄を訪れています。野球が好きなので、試合と地元の人たちとの交流を楽しみたい」と話してくれました。 シュワブからは4チームが参加し、青年会を加えた5チームでトーナメントが始まりました。
辺野古のひとりのプレーヤーは、「昨夜は遅かったけど、今日はシュワブの隊員たちとの試合を楽しみに来ました」と説明しています。 辺野古青年会は1勝1敗で、決勝戦には進めませんでしたが、隊員たちが用意してくれたハンバーガーやホットドッグに舌鼓を打ち、みんなが楽しい時間を共有しました。 試合後、徳田真一青年会長は、「兵隊さんにお招きを頂き、バーベキューも準備してもらったので、次回は辺野古の方に招待したい」と隊員たちを地元へ招待しました。 帰りがけにひとりの辺野古の若者が、海兵隊員のなかでもひときわ腕の太い隊員に腕相撲で挑戦しました。 わずか数秒で負けた日本人がみんなの笑いを誘い、あたりに響く笑い声がその日一日の親睦の関係を物語っていました。 |
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